計測標準と計測技術は科学技術の発展や産業技術の信頼性を支える最も根本的な基盤です。この基盤を時代が必要とする姿に磨き上げて社会に供給し、社会の発展を根底で支える研究所が計量研究所です。
当所の研究・業務は次の四つの研究部、標準供給を担当する計量標準管理官付及び大阪計測システムセンターによって行われています。
量子部:長さ・時間の標準、精密計測技術への量子効果や光学技術の応用、超精密測定技術の開発と応用などの研究。
熱物性部:熱と物質に関連する標準と計測技術、主に温度標準、固体及び流体の物性計測、濃度計測、標準物質などの研究。
力学部:質量、力、形状、表面粗さ、流量、圧力、並びに固体材料の力学物性に関わる標準と計測技術の研究。
計測システム部:計測管理・情報処理技術、標準供給システムなどの研究。
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計量標準管理官付:計量法の強制分野に関する計量の基準と適正な計量の実施における技術的統一と改善、計量器の型式承認と東日本における基準器検査、依頼試験、トレーサビリティ制度に関する計量標準の供給。
大阪計測システムセンター:計量標準管理官付と協力した計量の技術的統一と改善、計量器の型式承認と西日本における基準器検査、依頼試験。
計測標準には国際的な普遍性が必要です。当所では、長さ、質量、時間、温度などの基本単位の標準を始めとして、国際的共通ニーズに沿った種々の量について国際的整合性を確保するための研究やその国際研究協力、また発展途上国に向けては技術指導や技術移転も行っています。
これら研究・業務は、メートル条約と国際法定計量機関を設立する条約、国際標準化機構(ISO)及び日本工業規格(JIS)などに関する活動にも貢献しています。
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